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 1973年1月21日発売
ゴリラの歌 
作詩/作曲: 松田篝  
編曲: 大塚善章

まだらうさぎのムー 
作詩/作曲: 松田マミ
編曲: 青木望
                               
 松田篝氏(作詞作曲)、大塚善章氏(編曲)というゴールデンコンビによる作品で世界歌謡祭に参加・入賞しました。
この曲はB♭(変ロ長調)で作られています。ギターでは、B♭、E♭、F7など難しいコードが多いのですが、トランペットやトロンボ−ンなどの多くはB♭管ですので、金管楽器のより明るい響きを狙ったものと思われます。または、ゴリラに対する人間の関わりを悲しく思う気持ちをB♭に込めたのかもしれません。
これはシングル用として短く編曲されたものですが、”チューインガム2 ゴールデンベスト”では、世界歌謡祭でのフルバージョンを聴くことができます。また”ポプコン・ヒストリーT”では、ポプコン'72でグランプリを受賞したときの演奏が収録されています。それぞれ特徴があり、聞き比べてみるのも面白いでしょう。
このふたつのライブ版では、タイトルが「ゴリラのうた」となっています。シングル版では当初「ゴリラの唄」だったのですが、いつの間にか(?)「ゴリラの歌」になってしまったそうです。松田篝氏は使用する文字にも気を配る方だったようです。

 B面の「まだらうさぎのムー」はマミさんがかわいがっていたウサギが死んでしまい、泣きながら作ったそうです。そう思って聴くと泣けてきます。出だしの”春の光はまぶしすぎて”なんていう表現は小学5年生の子が作ったとは思えないくらい素敵ですね。

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