1972年10月21日発売 ファーストアルバム
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風と落葉と旅びと/岡田さんの手紙
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SIDE:A
1.風と落葉と旅びと
2.小鳥よとびなさい
3.旅に出たい
4.海のみえる放送局
5.北に消えゆく二人
6.結婚しようよ |
SIDE:B
1.岡田さんの手紙
2.木彫りの子熊
3.ぼくらのもくばはせかいをまわる
4.ともだちの歌
5.あの素晴らしい愛をもう一度
6.ひとりじゃないの |
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解説 |
チューインガムのファーストアルバムは、2枚目のシングル「岡田さんの手紙」と同日発売となりました。ジャケット写真は、「岡田さんの手紙」と同じく豊中市内の桜塚高校で撮影されたものです。りかさんは、「岡田さんの手紙」と同じヤマハのフォークギターを抱えています。りかさんはこの頃からギターを替えたのですね。
レコード・ジャケットは見開きになっており、全曲楽譜付きで、更にお二人の可愛らしいイラストと、りかさんによる曲のコメントが載っています。2枚のシングルAB面の4曲+オリジナル4曲+カバー4曲という構成になっています。
「小鳥よとびなさい」
二人で飼っていたセキセイインコの「ムク」のために作った曲で、世界平和という大きな願いが込められています。この曲は後の「逃げた小鳥」に繋がります。
「海のみえる放送局」
ラジオ関西のジングルとして使用されており、同局のイメージソングになっています。チューインガム・ファンの間でも人気の高い曲です。
「ともだちの歌」
チューインガム作品の中で恐らく唯一5拍子の曲です。とてもリズミカルな曲で、小学校の音楽の教材にもなりました。
「旅に出たい」
チューインガムらしい作品ですが、作詩は藤倉あづみという人です。日本音楽著作権協会のデータベースにもこの1曲しか登録されていません。ネット検索でもチューインガム関連ページしかヒットしません。いったいどんな方なのでしょう。
「ひとりじゃないの」
りかさんのプロフィールの好きなタレントに天地真理が入っています。当時の天地真理の人気はすごかったです。女の子にも大変人気がありました。未CD化。
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1972年12月5日発売 クローバーシリーズ
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風と落葉と旅びと
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SIDE:A
1.風と落葉と旅びと
2.小鳥よとびなさい
SIDE:B
1.岡田さんの手紙
2.ひとりじゃないの |
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解説 |
33回転の4曲入りのミニレコードです。
左から順にジャケット表,中,裏の写真です。この年の10月にファーストアルバムが発売され、その約1ヶ月半後にその中のA面,B面から2曲づつが選ばれて収録された形になりました。
それぞれの1曲目は2枚のシングルのA面曲なので当然として、2曲目にお二人のこだわり、思いが込められていると思います。 |
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1973年7月1日発売 セカンドアルバム
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逃げた小鳥/赤い風船
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SIDE:A
1.逃げた小鳥
2.お寺まいり
3.まだらうさぎのムー
4.校庭にて
5.動物達の世界
6.ゴリラの歌
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SIDE:B
1.赤い風船
2.ふるさとを見せてあげたい
3.地下鉄にのって
4.風
5.日曜日の午後 6.ひなげしの花 |
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解説 |
セカンド・アルバムは、4枚目のシングル「逃げた小鳥」と同日発売となりました。ジャケット写真は、シングル「逃げた小鳥」の別カットとなっています。全体に明るい緑色で穏やかでリラックスした雰囲気が感じられます。レコード・ジャケットは見開きになっており、歌詞にはそれぞれイラストとりかさんによる曲のコメントが載っています。A面は2枚のシングルAB面の4曲+オリジナル2曲、B面はカバー6曲という構成になっています。
「校庭にて」
放課後の静かな校庭での場面が浮かんでくるようです。マミさんならではの情景描写が生きています。
「動物達の世界」
第5回ポピュラーソングコンテストで入賞した作品です。ポプコンライブ版より繰り返し部分がカットされ、アレンジも変わっています。世界中の動物の平和を祈るという壮大なテーマになっており、チューインガム作品の中では荘厳な雰囲気の曲になっています。
「ひなげしの花」
この曲に関して、りかさんの歌声はアグネスに良く似ています。残念ながら未CD化。 |
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1974年10月21日発売
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クリスマス・ベストヒット
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SIDE:A
1.讃美歌103番
2.ホワイト・クリスマス
3.ジングル・ベル
4.ひとりぼっちのクリスマス
5.孤独の煙突掃除
6.赤鼻のトナカイ
7.聖夜 |
SIDE:B
1.サンタが街にやってくる
2.小さなクリスマス
3.アベ・マリア
4.ママがサンタにキッスした
5.ア・ソーリン
6.ブルー・クリスマス
7.讃美歌111番 |
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解説 |
ジャケットは袋状の最も簡単なもので、表裏ともにイラストになっており、お二人は小さめの顔写真のみです。歌詞カードも必要最低限に留められています。このアルバムはチューインガムファンでも所有率は低いと思われます。貴重なアルバムですが、「ゴールデンベスト」1と2に全曲収録されましたので、今日聞くことができるようになりました。特典としてクリスマスカードが付いていました。
「讃美歌」
A面の始めとB面の終わりに讃美歌が収められています。恐らくコーラスも多重録音でチューインガムが歌っていると思われます。とても分厚いハーモニーを楽しむことができます。
「ひとりぼっちのクリスマス」
りかさん作曲の作品。ひとり故郷を思いながら静かに過ごすクリスマスの夜、ゆったりしたテンポでしっとりと歌い上げます。
「孤独の煙突掃除」
ベルディ作曲、6つのロマンツァ〜「小さな煙突掃除夫(Lo spazzacamino)」のメロディに新たに歌詞を付けたのでしょうか。作曲者はCHERUBINIですが、「ゴールデンベスト2」では、Giuseppe Verdi となっています。
「小さなクリスマス」
'71年に新谷のり子さんがシングルでリリースしていますので、そのカバーということになります。おもちゃのピアノとリコーダーでしょうか、イントロがとても可愛らしいです。りかさんの高音が素晴らしい。
「アベ・マリア」
マミさん作曲の作品。前半は讃美歌風のメロディ、後半輪唱になり変化をつけて再び讃美歌風で終わるという工夫がなされています。
「ア・ソーリン」
ピーター、ポール&マリーやベッツィー&クリスが英語(?)で歌ってますが、アップテンポでリズミカルです。チューインガム版は、かなりゆっくり目でハーモニーを大切にして歌っているようです。最近では、XUXU(しゅしゅ=日本人女性4人によるアカペラユニット)も歌っています。
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1975年11月1日発売
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ヒット全曲集
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SIDE:A
1.風と落葉と旅びと
2.岡田さんの手紙
3.ゴリラの歌
4.逃げた小鳥
5.海のみえる放送局
6.チャップリンに愛をこめて |
SIDE:B
1.ひとりぼっちの夏
2.サポディラの唄
3.お寺まいり
4.トヨナカ・シティー
5.まだらうさぎのムー
6.リルケの詩集 |
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解説 |
ファーストアルバム,セカンドアルバムとその後発売された5枚のシングル盤から、選りすぐった12曲が収録されています。
このうち、シングルのA面以外の曲は、「海の見える放送局」「お寺まいり」と「まだらうさぎのムー」です。
「海のみえる放送局」
ラジオ関西のテーマ音楽になるなど、関西方面の方にとっては「風と落葉と旅びと」と共に有名な曲になっています。
「お寺まいり」
いかにも子供らしい気持ちが込められた歌詞と、かわいい歌い方で、A面以外では、ファンの人気が高い曲です。マミさんの”つらいなぁ”という台詞がなんとも子供心を表していてイイ感じです。
「まだらうさぎのムー」
チュ−インガムには珍しい三拍子の曲で、ワルツ独特の揺れるリズムに乗って、美しいハーモニーが奏でられていきます。
マミさんの数少ない「作詞・作曲」の秀作です。
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