チューインガム・ヒストリー（バハマ）

　　　　　　　　　　　
　１９８０年５月２１日発売
バハマ　
作詩：　作曲　松田りか・松田マミ　
編曲：　船山基紀

スターダスト・セレナーデ　
作詩：　松田りか，　作曲／松田マミ　
編曲：　船山基紀

　　　
バハマ(国)は、フロリダ半島の南東に浮かぶ島々です。アメリカ留学中にマミさんがバハマを訪れたときのことを歌にしたのでしょう。
アメリカからの帰国第一弾がこの曲ですが、４年近いブランクの後、グループ名をバル・バルーンと変えて再デビューとなりました。そのため、チューインガムがバル・バルーンになったことに、当時気づかなかったファンも多かったのではないかと推測されます。また、曲調も当時の音楽の流れに乗って大きく変わり、以前のチューインガムとは別人と思わせるほどの飛躍を見せました。しかし、りかさんの美しいボーカルとマミさんの正確なハーモニーは、よりパワフルとなったチューインガムの進化系と言えるでしょう。

Ｂ面の「スターダスト・セレナーデ」は、りかさんが作詩、マミさんが作曲という珍しいパターン（恐らく唯一）の作品です。「バハマ」とは対称的に非常に穏やかでロマンチックな曲調で、また違った進化を見せています。お二人のハーモニーの美しさを堪能できる秀逸な作品です。この曲の元歌は「帰り道は夕やけ」という曲で、詩の内容も別物だったそうです。

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